ホワイトスポットについて
ホワイトスポットとは、歯の表面に現れる白く不透明な斑点や線のことを指します。これは歯のエナメル質の初期脱灰(ミネラルが失われる現象)によって生じることが多く、主な原因は以下の通りです。
初期虫歯
歯の表面にプラークが蓄積し、細菌が酸を生成してエナメル質を脱灰(ミネラルが失われる現象)させることで発生します。これにより白い斑点が現れます。
フッ素過剰摂取(フルオロシス)
成長期の子供が過剰な量のフッ素を摂取すると、歯のエナメル質が不規則に形成され、ホワイトスポットが生じることがあります。これを歯のフルオロシスと呼びます。
矯正治療
矯正装置(ブレース)の周囲にプラークが溜まりやすくなり、その部分が清掃しにくくなるため、エナメル質が脱灰しやすくなり、ホワイトスポットが形成されることがあります。
栄養不足
歯の形成期にカルシウムやビタミンDなどの栄養が不足すると、エナメル質が適切に形成されず、ホワイトスポットが現れることがあります。
歯の外傷
歯の形成期に外傷を受けると、エナメル質の発育に影響を与え、ホワイトスポットが生じることがあります。
遺伝的要因
一部の人々は遺伝的にエナメル質が弱く、ホワイトスポットができやすい傾向があります。ホワイトスポットの原因を特定し、適切なケアや治療を行うことで、見た目や健康への影響を最小限に抑えることができます。
ホワイトスポットでお悩みの方は自由が丘メープル歯科・矯正歯科へご相談ください。